TOP > インプラントについて > 症例:1歯欠損


一年ほど前に他院で右上の奥歯をインプラントにされたということです。
しかし、思っていたような成果は得られず、治療後は不具合がずっとあったそうです。
インプラント治療をされた先生にその不具合を相談すると、どうもインプラントの方向が悪く、最初の噛み合わせでは問題なかったものの、だんだんずれてしまったということでした。
再度治療したいとその先生は申し出られたそうですが、不安があったので、友人に相談した結果、私の診療所に来られたということでした。
奥歯を欠損された場合の最良の治療法はインプラントですが、埋め込む方向を間違えれば他の歯に損傷を起こしかねないため、すぐに撤去することに同意していただきました。
その後、歯槽骨が安定するのをみて、もう一度インプラントを正しい方向に埋入しました。
今回も患者さんは多少不安だったようなので、噛み合わせの状態を何度も確認しながら治療を進めました。
幸い、審美的にも満足できる治療を行う事ができ、「インプラントとはとても思えない」と喜んでいらっしゃいました。






