インプラント対談その1

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インプラント対談その2 歯科雑感第一弾 インプラント談義

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ストローマン・インプラントとブローネマルク・インプラントについて

ヨルグ氏:

元々、きぬた院長はブローネマルク・インプラントの第一人者ですよね

きぬた院長:

2000年のスウェーデンのインプラント業界誌には、日本に於ける第1人者と紹介されていますが、私が日本で初めてブローネマルクインプラントを使用した訳ではありませんし、私が歯科医師になる前から、治療の実践をされていた先生方も多数いらっしゃいましたから、それはどうですかね。しかし実際年間2,000本以上を使用している歯科医師が、当時私以外にはいなかったのも事実です。現在は3,000本ですが。

ヨルグ氏:

2000年と言えば、きぬた院長は34歳ですよね?どの様にしてそんな短期間で飛躍されたのですか?

きぬた院長:

簡単なことです。
時間の浪費を徹底的に排除するのです。それが年間2,000本以上につながっていたと断言出来ます。

ヨルグ氏:

それって具体的にはどういった事ですか?

きぬた院長:

選択と集中をする事。余計な事は何もしないという事です。
ざっと申し上げますと ≪講演活動はしない。インプラント専門誌で語らない。海外への出張はしない。≫ などです。
講演活動は言うまでもなく、資料作成が必要となり、多くの時間と労力が必要となります。その結果、患者さんに対して手抜きが出てくるのは自然の流れです。つまりは患者さん不在です。

専門誌で語るのも、同様です。
それと海外研修ですがそもそも海外に行かなくても、現在はあらゆる情報がリアルタイムで入ってきます。それなのに海外研修に行くのは、観光旅行がしたいからに他なりません。後ろめたいからこそ、勉強に絡めて行くのです。

その結果、勉強にはならず、観光も充分楽しめないという中途半端な気持ちで帰国する事になります。
それに加えて、予約を先延ばしにされた患者様は大変迷惑しています。それによって歯科医院の評判も落としかねません。

そこでそのような先生方にアドバイスですが、思い切って海外旅行だけをしてみたらいかがでしょうか?
奥様が良い顔をしないと言うなら御一緒に行かれてみたら如何でしょう? それなら、充分リフレッシュして帰国出来、その後の診療もはかどること間違いなしですし、年に何度も何度も海外研修に、行かなくて済むと思いますよ。
それから、耳が痛いかもしれませんが、よく検証してみて下さい。
海外研修後、増患に繋がったのか・・・そこで得た知識が役に立って、劇的に診療スタイルが変わったのか・・・何ら変化が無いのが現実じゃないでしょうか。

ヨルグ氏:

厳しいですね。(笑)でも的を射ていると思います。ところでなぜ、ストローマン・インプラントを導入したのですか?

きぬた院長:

正直、私もブローネマルク・インプラントだけを使用していれば 楽ではありました。
「ブローネマルク症例実績国内最多」と言っていれば良い訳ですから。
しかし、日本もインプラント治療が充分認知されてきて、それに伴って患者様からのご要望も多様になってきました。
主には「もっと短期間で歯を入れて欲しい」といったものです。 ブローネマルクの問題点は兎に角、時間がかかる事です。

上顎で6カ月の期間が必要で、下顎でも4カ月。その点、ストローマンは上下共に2カ月で済みます。
実績に関しましても、ストローマンは40年以上の実績があり、ブローネマルクのそれと比べても遜色はありません。尚、10年後、20年後の長期に渡る耐久性はストローマンがはるかに上です。ストローマンインプラントは、世界シェア国内シェア共にNO.1です。

ヨルグ氏:

時代に合わせたということですか?

きぬた院長:

ダーウィンの進化論ではありませんが、思い切って、その時代のニーズに合わせる、変化する事も必要だと思うのです。
話はそれますが、最近CTスキャンを更に1台増設致しました。これで当院には現在2台のCTがあります。

ヨルグ氏:

2台!?

きぬた院長:

国内には沢山のメーカーからCTが発売されていますが、それぞれに特徴があります。
2台導入する事により、患者様それぞれの特徴に合わせて使い分けが出来るようになりました。これも時代のニーズに合わせたつもりです。

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